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  • 執筆者の写真azaminoone

ベトナムフェスタ in 神奈川 2022 でボランティアをやりました

ベトナムフェスタ in 神奈川 2022(9.9~11)の中日、10日の終日、象の鼻パークの赤レンガ倉庫側のゲートで、来場者の皆さんに体温測定と手指消毒をお願いするボランティアをやってきました。


一日良い天気で、日中はかなり暑かったですが、海風が心地よい行楽日和でした。大変多くの来場者が訪れ、小さいお子さんも多かったので、ハンディ体温計を持って追いかけ回したりでかなり忙しかったですが、日本人やベトナム人留学生のボランティアさん達と時折お話ししながら、楽しく過ごせました。象の鼻パークでは演劇や演奏が行われ、ずらりと並んだ露店にはたくさんのお客さん達が列をつくり、思いおもいにエスニック料理や飲み物を買っていました。私も昼休みに並び、バインミーを食べました。ふと見ると、公園への横断歩道に、民族衣装をまとった黒岩知事が。ベトナム人らしき若者達の人だかりができて、ひとしきり記念撮影がおこなわれています。


お昼休憩には象の鼻テラスで、チュン・ティ・トゥイ・チャン(Truong Thi Thuy Trang)さんの講演を聞くことができました。ベトナムでは満足に小学校にも通えなかった日々から、難民として命からがら長崎にたどり着き、短大まで卒業して現在、泉区役所外国人相談員・ベトナム語通訳としてご活躍されるまでのご苦労話を、しかしユーモアたっぷりに、話してくださいました。途中、様々な「異文化」体験の数々は、正に「あるある」の連続でした。そして、そんな過酷な人生の中から、心からの笑顔で、日本に何度も感謝の言葉をかけてくださいます。「皆さん、この平和は、全然あたりまえじゃないんです。」この言葉が今も心に残ります。何よりも花がお好きとおっしゃるこの方、そういえば、内モンゴルのチベット民族出身の歌手、バイマーヤンジンさんも、「見上げる」花(桜など)の美しさでこの国がいっぺんに好きになった、とおっしゃっていました。私たちは、こういった方々から、まだまだ学ばねばなりません。


夕方、6:30にゲートを閉鎖してからも来場客は少なくなく、残念そうに通り過ぎてゆく姿が多く見られました。日暮れにつれ、赤レンガ倉庫、インターコンチ横浜、観覧車、ランドマーク、また反対側の大さん橋には折しも飛鳥Ⅱが停泊していて、いずれもライトアップされ、岸辺から多くのカップルらがいつまでも眺めていました。帰り道も、POPヨコハマの横に十五夜のまんまるお月さんがかかり、最高の景色でした。こうして見る横浜港は実に美しい。船までもが一体となって、流れるような景観です。



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