事務所のバラ達

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ピエール・ドゥ・ロンサール

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アルベリック・バルビエとモッコウ

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アンジェラ

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スパニッシュ・ビューティー

バラ狂の詩

   元々、草木には全く興味のない人間でしたが、ワシントンD.C.の桜やニューヨーク郊外の藤などを目にして、感動したのがきっかけです。帰国して1本、また1本とバラの苗を買っては育てているうちに、のめり込みました。主につるバラで、計20本程度が家の周りと庭を飾っています。


   始めて10年近くは、オーソドックスな教本どおり、病害虫予防の様々な薬物を散布していましたが、なかなかうまく育たず悩んでいたところ、たまたま書店で福岡県の開業医、真島医師著の「完全オーガニックバラ栽培」を見つけ、だまされたと思って試したところ、見違えるように育ち、あふれる程の花をつけるようになりました。以来、完全有機(無農薬)栽培で楽しんでいます。詳しくは同著をご覧頂きたいのですが、要は、馬ふんに揚げ物の廃油をまぜて発酵させた手づくり油肥を根元に撒き、ナットウ菌の液肥を葉と根元にたっぷり散布するという、ユニークな手法です。これだけで黒星病(黒点病)が抑制され、ぐんぐん丈夫に育つという、噓のようなホントの話です。


   ただ、難点が一つだけ。ムシです。植物栽培は虫との闘いであり、バラは中でも最も難しいといわれます。アブラムシ、バラゾウムシ、コガネムシ、エダシャク、テッポウ虫が主で、この最後のテッポウ虫を完璧に防止するには根元に金網を巻きつけるしかありませんが、美観の問題もあり、そこまでは踏み切れません。対処法はなんと、手で除くという原始的な手法です。毎年、春から夏にかけては最低、土日のどちらかはこのムシ採りに費やされます。家族はただもう呆れていますが、往来の方々から「いつも楽しませていただいてます」「ご苦労様です。何もせずただ眺めているばかりですみません」などと声をかけていただくと、やはり頑張ろう、と思えるのです。時には植木屋と間違えられることもありますが、これはもう、プロと認めてもらえているのだ、と良い方に考えるようにしています。